ハリネズミを飼い始めた方の中には、フードをそのままあげていいのか?ふやかすって?など、どのようにあげたらいいのか迷っている方も多いかと思います。
そこで、我が家のフードのあげ方を紹介します。
ハリネズミフードのふやかし方、フードの量、ふやかすメリット
フード皿
我が家は、100円ショップで購入した小皿を使用しています。
手軽に追加購入もできますし、お皿が深すぎずとても使い勝手がいいですよ
筆者が使用しているものは今販売していないようで…
今現在、販売しているものの中から良さそうなものをセリアで2種類見つけてきたので、参考にしていただけると嬉しいです。

丸皿 ミニ
JANコード 4571166006367

ボウル スタッキング 白 2047
JANコード 4977794078873
ハリネズミ用として販売されているものでも、深すぎるものがあります。

深すぎるお皿だと食べにくいんだよね…
深すぎると食べているときに吐き戻しがおきる子がいるので注意が必要です。
ワンちゃんやネコちゃんの食器には高さがあるものが多いですよね。頭をガクッと下げて食べると、吐き戻しや誤嚥のリスクがあるからです。
なぜ、ふやかすのか
ハリネズミさん自身の好みもあるので、絶対にふやかしてあげましょう!ということではありませんが、基本的にはフードをふやかしてあげることが望ましいです。
歯石を気にされる方が多いですが、歯肉炎になると薬で治まってきたとしても、また発症してしまうことが多いのです。
歯肉炎がひどくなると、ご飯が食べにくくなり体重が減ります。最終的に麻酔をかけてレーザーで焼き、また腫れてきてはレーザーで焼き…と繰り返すことになります。
どうしてもカリカリじゃないと食べない…という子には、小粒のフードに切り替えたり、フードを割って小さくしたりなどの工夫をしてあげてください。
また、ぬるま湯でふやかすと匂いが強くなり、食欲が増すことがありますよ
あまり水を飲まない子も、気軽に水分が取れます。
普段からよく飲む子には、フードをふやかす水分量を調整してあげてください。うんちの硬さをよく見てあげてくださいね。
フードのふやかし方
我が家は、あまりお水を飲まない子もいるので、ひたひたのぬるま湯でふやかしています。膀胱炎や尿結石予防も兼ねていて、しっかり水分を取ってほしいからです。
膀胱炎は細菌に感染し、血尿が出て気づくことが多いです。また、水分をあまりとらないハリネズミさんには尿結石が発症することが多いのです。
温度を調整したいので、フードを入れる前にぬるま湯を準備します。
我が家は4匹いるのでケトルで沸かし、お水を足してぬるま湯を作っています。
2匹ぐらいであれば、レンジの方が手軽にできますね。先ほど紹介した小皿はレンジ対応です。
お湯の温度は都度確認を!火傷してしまわないように必ずです!
また、熱すぎるとタンパク質やビタミンなどの栄養素が変わってしまうことがあるので注意しましょう。
36~40℃ぐらいの人肌温度がちょうど良いです。
ぬるま湯が準備できたら、ゼロリセットしてフードを量り入れます。
我が家では、だいたい10分~15分ほどふやかして、あげています。
フヤフヤが好きな子、少し食感が残っているのが好きな子がいるので、2種類作ってあげて好みを知ることも良いかもしれませんね



ふやかしフードは傷みやすいから、2~3時間で食べきれない子には、2回に分けてあげるといいよ
フードの量
生後間もない子などは、お迎えされたところでどのくらいの量をあげていたか確認をしましょう。
ペットショップの場合は、小さい子の方が買い手が見つかりやすいので、かなり少ない量しかあげていないこともあります。個人的には身体が出来上がる大人になるまでは、残さない程度に多めにあげて良いと思ってます。
我が家で生まれた子達には、1日2回に分けて15g~20gあげていました
小食の子もいるので、絶対この量‼という訳ではありません。ハリネズミさんは、だいたい4カ月~6か月ほどで大人になります。そのころには食欲が落ち着き、フードにがっつかなくなり…。ハリ飼い初心者さんは、「これが偏食か?」と不安になるまでがセットです。1日で7g~14g食べれていれば問題ありませんが、健康診断のついでに先生に相談してみるのも良いですよ



ちなみに、大さじ1=7g前後だよ
我が家の場合↓
フード8g前後
フード10g~12g
フード7g~7.5g
フードは7g以下には絶対しない。7gが最小値。
おやつをあげすぎない、運動してもらえる環境づくりが大事



陸上している人ってスリムだよね。運動が大事だよね
まとめ
- ハリネズミのフードは、基本的にふやかし
- お湯でふやかす場合は、人肌に。熱すぎると栄養素が変わってしまう
- ふやかしフードは傷みやすいので、注意が必要