煮沸消毒のメリット、フード皿の煮沸消毒の手順や注意点
はじめに
フード皿の消毒をしてみたいけど、イマイチわからないし…、ちょっと面倒くさそう…と思ったことはありませんか?
筆者は煮沸は少し面倒そうだなという気持ちが強く、ずっと熱湯消毒をしていました。
しかし、しっかり洗っているつもりでも、熱湯をかけた際に少し匂いがすることがあり、匂い移りや菌が気になり煮沸消毒について調べてみました。
注意点はいくつかありますが、意外と簡単なので気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね

熱湯消毒はお湯がかかる時間が少ないから、煮沸に比べると殺菌効果が低くなるみたい…



どうせやるなら煮沸消毒の方がいいね!
煮沸消毒をするメリット
まずは、メリットからお話ししようと思います。
鍋、布巾、常温の水を用意するだけでOK!
高温で煮沸することで、多くの病原体を死滅させることができる。
洗剤または消毒液を使わずにお湯だけで安全に消毒できるので、ハリネズミさんにはもちろん、他の動物さんにも安心。動物さんに使用するものには薬剤を使いたくないですよね。
赤ちゃんの哺乳瓶や、ジャムなどの長期保存する食品の容器の衛生管理にも使われています。
化学薬品を使わないため環境にも優しく、コストもそれほどかかりません。



いいこと沢山だね
注意点
購入時の表示やメーカーの推奨を確認し、煮沸に適しているか確認をしましょう。
耐熱温度が100℃以上であれば、煮沸消毒が可能です。
釉薬が施されている陶器は、急激な温度変化でひび割れが生じることがあるようなので、慎重に扱うことが大切です。
(釉薬とは:陶磁器の表面に施されるガラス質のコーティングのこと)
必ず常温の水から加熱し、徐々に温度を上げることで割れるのを防ぐ。
お皿同士がぶつかったり、鍋との接触を減らし、破損を防ぐために布巾を敷いておくと安心。
沸騰後5分間の煮沸で十分な消毒効果が得られるとされています。
耐熱温度が100℃以上であれば煮沸消毒が可能ですが、パッキンは変形の恐れがあるため早めに取り出すことをオススメします。
煮沸消毒の方法
- 食器がすっぽり入るサイズの鍋を用意・洗っておきます。
- 鍋の底に敷く布巾を洗って清潔にしましょう。
- かなり熱くなるので、トングを用意しておきましょう。
鍋の底に布巾を敷きます。
鍋に食器を入れます。
食器が完全に浸るように水を入れます。
常温の水から加熱していき、沸騰後5分間煮沸します。
火を止め、トングなどで取り出します。火傷には十分注意してください。
清潔な場所で自然乾燥させて完了です!


どうでしたか?意外と簡単でしたよね
煮沸をする頻度は、使用する食器や目的によって異なります。我が家は、替えのフード皿が複数あるので月1~2回ほど煮沸消毒をするようになりました。